前回に引き続き、OpenWrtをインストールしたLinksys製ルーター、WRT3200ACMにLACP(802.3ad)を利用したリンクアグリゲーションをセットアップしました。OpenWrtではifenslaveが提供されないためsysfsを経由して設定を行います。
OpenWrt/LEDEでタグVLANを使う
OpenWrt/LEDEでタグVLANを設定してみました。OpenWrtで扱うハードウェア構成は一般的なサーバーと異なり混乱しましたが、なかなか便利に設計されていると思います。本設定はLinksys製のルーターで行いましたが、バッファロー製のルーターでも同様のコンフィグが使える筈です。
ひかり電話(SIPサーバー機能)をRTX1200と併用する
ONU/HGWが提供するSIPサーバー機能を、RTX1200配下にあるサブネットからアクセスできるようにする設定してみました。本設定後、VPN経由のアクセスを含むRTX側のネットワークから、ひかり電話が利用可能になります。この設定例ではONUのLANポートにRTX1200が接続されている配線を前提としています。
RTX1200でv6オプション向けIPv4/v6デュアルスタック設定
Softbank光が提供するIPv6ネイティブ接続(IPv6 IPoE)をRTX1200を利用するためのセットアップ例。基本的にはフレッツのv6オプションを利用するための設定ですので、ほかのv6プラス対応プロバイダでも応用できると思います。2018年現在、IPv6対応のウェブサイトは増えつつあり、IPv6ネイティブ接続を活用することでインターネット通信の速度・応答速度向上が見込めます。
RTX1200でSoftbank光のIPv6高速ハイブリッドを利用
Softbank光のIPv6高速ハイブリットをヤマハ製ルーターRTX1200と組み合わせて、RTXの高度なファイアーウォールやルーティング機能を生かしつつ、IPv4 over IPv6の高速な下り速度を活用するセットアップです。IPv6高速ハイブリッドでは任意のIPv4ポートの転送設定ができるため、全てのIPv4通信をIPv6トンネル経由で行うことが可能です。